
開幕直前!新人戦チーム主将陣対談

今年度の新人戦チームの主将を務める佐藤慶太郎(歴2)、ゲームキャプテンを務める梅田晄希(経2)、副主将を務める森田空翔(歴2)に就任の経緯や今のチームの雰囲気などを聞いた。(聞き手:志村采美)
※取材は5月下旬に行われました。
――主将に就任した経緯は
佐藤「高校時代にキャプテンを務めていた経験から、他のメンバーにはプレーに集中してほしいので自分がやった方がいいのかなと思って、"(自分が)やるよ"と立候補した」
――ゲームキャプテン、副主将に就任した経緯は
梅田・森田「(佐藤)慶太郎から『やってほしい』と言われた」
佐藤「2人は試合に絡むことも多いので、みんな(2人の)言うことも聞きやすいかなと思った。1日で決まった」
梅田「決まるまで、本当に10秒ぐらいだった」
森田「"慶太郎が言うなら"と思い、即決でした」
――新人戦チームの今の雰囲気は
佐藤「だんだん良くなってきている。3、4年生という引っ張ってくださる先輩がいたが、新人戦では自分達が最上級生だから、引っ張っていかなくちゃいけない。最初はなかなかシフトチェンジが上手くいかず、"雰囲気が良くないよね"と練習の中で話していた。練習試合を重ねるうちに、"このままじゃ大会で勝てない"という話になって、今はだんだん良くなってきている。もっと頑張らなくてはいけないが良い雰囲気で練習できており、結構仲も良いコミュニケーションもよくとれていると思う」
――トーナメント戦を経て新人戦チームで感じることは
森田「今のスタメンは(野口)竜真さん(法4)と2年生の4人から構成されていて、竜真さんというすごい先輩がスタメンにいて、自分も入れてもらっている。『竜真さんってやっぱり偉大な先輩なんだな、自分も早くそうなりたいな』と強く思っている」
――チームの課題は
森田「声を出す人が少ないこと。慶太郎がいないとチームの雰囲気が上がらない時がある。普段から頻繁に試合に出ている人がもっと引っ張っていかなくてはいけないと思っている」
――お互いの尊敬しているところ
森田→佐藤「慶太郎は学部学科も全部同じで、1日中一緒にいて"家族"っていう感じ。本当になんでも言えて、1年生の時誰よりも一緒にいた。授業もご飯も部活も同じで、本当に1日中一緒で"相棒"っていう感じもある。今年も一緒にいる」
梅田→佐藤「とにかく真面目で常に全力なところが良いなと思っている」
佐藤→梅田「プレー面で、梅田はPGという同じポジションで、安定さが求められる中で全学年を含めても頭ひとつ抜けている部分がある。そこの安心感は"一応"尊敬している(笑)」
森田→梅田「結構可愛い雰囲気だが、バスケになると頼もしい点が良さ。自分だけ家に入れてもらったことがあるのが自慢です。バスケ部の中でもガードが硬めなので、家に入れてくれたし好きなのかなって思ってます(笑)」
佐藤→森田「普段一緒に過ごしている時は本当に面白くて楽しいが、プレーになると真剣で"俺がやる"というタイプ。ルーキーズのエース。メリハリができている部分がすごい」
梅田→森田「常に喋っていて落ち込んでいるところを見たことがない。元気を与えてくれる存在」
佐藤「これ以上は恥ずかしいので...(笑)」
森田「大好きなので」

――新人戦を経てチームにどう還元したいか
佐藤「1、2年生だけでやる分、"自分がやらなくては"という気持ちが高まると思う。新人戦が終わった時にその気持ちを切らさずに3、4年生がいる中でも発揮できれば、チームの底上げに繋がると思う。」
梅田「スタメンで1、2年生が多いので、新人戦もほとんど変わらない中でやらせてもらって、スプリング前のトーナメントで自分達1、2年生が3、4年生の足を引っ張ってしまった。自分がミスして3、4年生が取り返してくれる形が多かったので、新人戦を通して自分達がもっとスタートから強みを活かしていけるようにしたい」
森田「新人戦に向けて学生コーチやマネージャーも時間を割いてリバウンドとかをやってくれているから、そこで恩返しをしたいし、その後のリーグ戦にもいい感じで繋げたい。"駒澤大もっと強いぞ"っていうところを見せたい」
――新人戦を経て成長したいところ
佐藤「新人戦が終わっても声を出す立ち位置でチームを良い雰囲気に持っていける選手になりたい。限られたプレータイムの中で、コートに入った時に流れが変わったなと思ってもらえるようなプレーをしていきたい」
梅田「もっと声を出して引っ張っていきたい。パスの回数が多くなってしまっているので、もっと得点を伸ばしたい」
森田「(梅田)晄希と藤田が2大エースでたくさんシュートを打ってくれるので、2人の得点が止まった時に点数を決めることが自分の役割だと思っているので、2人がダメな時に"俺もいる"というのを示していきたい」
――新人戦でのチーム目標
佐藤「チームとしては、ここ数年間新人インカレに出場できていないので自分達の代で突破したい。拓殖大、山梨学院大と2回勝てば出場が確定するので、2回勝つことを最低条件でやっている」
――個人としての目標
佐藤「個人としては、セカンドチームとして出た時に、もし良い流れだったら、さらに良い流れに変えられるように。悪い流れだとしても自分たちの力で良い流れに変えて次に繋げ、最後の引き継ぎ役になりたい。」
梅田「スプリングトーナメントで負けた東海大と準々決勝で戦う可能性があるので、もし対戦することになったら東海大に勝ってさらに優勝したい」
森田「拓大も山学大も高校時代のチームメイトがいるので絶対に負けたくない。自分もプライドがあるのでしっかりと勝ち上がっていきたい」
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